おはようございます☀︎
ヨシカワでございます🐱
1月18日は日銀が金融政策決定会合が開かれ、金利政策は現状維持という事が発表されて日経平均株価は一時600以上上昇する形となりました。今回は、寝不足な猫の考える日銀金利政策の行方について記事にしたいと思います。
よかったら、是非最後まで見ていって下さい( ^ω^ )
1月18日発表の金利政策の内容
既に冒頭でも触れておりますが、一言で言うと”現状維持、据え置き”となりました。YCC(イールドカーブコントロール)も継続で、10年国債を0.5%の指し値オペする事になります。現状は日本CPI(消費者物価指数)が安定的に2%を超えるまではこの政策を維持していく事を発表しています。
※イールドカーブについては、以前記事にまとめておりますので、良かったら以下の記事を見て下さい
市場の反応
金利政策の発表後、金利上昇の見方が強かった為、その安堵感から日経平均株価が600も上昇しました。USD/JPYの為替も1日で4円も動く高いボラティリティを見せました。世界中のファンドマネージャーは今回の日銀の金利政策では金利上昇となる絵を描いていた様でかなりの日本国債をショートしているとのニュースが出ていました。政策発表後もその姿勢と方針は崩していない模様です。
今後の予想
日銀総裁の黒田氏は2013年4月から総裁を務めており、2023年4月には任期満了となります。トップが変わると言う事は方針も容易に変わるのではとの見方が個人的に強くなっています。もし方針が代わり、金利上昇に踏み込めば、為替は¥120/USD台を割り円高・株安の形になるでしょう。
そのタイミングがいつになるかが大事です。一つのターニングポイントは2023年4月の日銀総裁が変わった後に行われる日銀金融政策決定会合(4月27日・28日)になるのではないでしょうか。
理由としては
- 日銀は±0.25%変動金利でYCCの成果を十分持続可能であると評価している為、黒田総裁が変わる前の3月で大きな政策の変更は無いと踏んでいます。12月に±0.5%に変更した環境下でYCCが効果的なのかを判断する為の数字を少しでも長く集めたいのではと考えています。
- 新型コロナ禍とウクライナロシア戦争によるコモディティのインフレにより、日本もインフレ傾向となっております。(米国に比べ小さく感じますが)この状況が続けば0.25%幅で少しずつ金利上昇に日本も舵を取るでしょう。
昨年米国が金利上昇政策を開始した事で、テック銘柄が大幅に下げる等がありましたが、まさに日本でも大きな転換期が来るのではと考えております。今は出来る限り売りに徹して、いつになるかはわかりませんが円高・株安となった時に少しずつ買いを入れていこうスタンスでいます。
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でわ、今日はここまで!笑