おはようございます。
ヨシカワでございます。
今回は2022年2月初旬の動きを振り返り、寝不足な猫調べの注目ニュースについて触れていきたいと思います。
長くなってしまうので前編と後編の2部構成にしたいと思います。
宜しくお願い致します。
【2月初旬の経済指数】
まず米国の主要経済指数はこんな感じでした。
1月FOMC後から利上げを意識して低迷していた米国経済ですが、1月27日に1度底打ち、反発する様にリバウンドしていますね。しかし恐らく後編で掲載しますが2月10日に発表された米国CPI、消費者物価指数の発表でまた市場は下降トレンドに入りました。
米国経済は本当に見てておもしろいですね。
さて次は我らの日本経済指数です。
日本経済も米国と同様の動きで1月27日を底に日経平均株価についてはじわっー、と上げております。東証マザースについては利上げに弱い事から底を打っていない印象を受けております。
日本経済は、と言えばトピックが無いのがトピックでしょうか。。。
米国経済に躍らせれており日本経済はあまり動きがありませんね
新型コロナ感染者数だけ確認しておくと、2月10日の情報ですと日本全体で99,604人で東京だけだと18,891人の様です。ワクチン3回目の摂取が始まれば感染者数はまた減っていくと予想しておりますので、3月初旬までは新規感染者数については高い数値が続くと予想しております。
しかしこれによる日経平均が下がる事は無いかと思います。むしろ新規感染者数が減った場合は上昇傾向に向かうのではと予想しております。
あえて岸田政権については触れない様にします笑
続いて米国国債5年と30年利回りの6ヶ月チャートを載せておきます。
30年国債も5年国債もチャート上は2022年1月から右肩上がりで推移しておりますが、5年国債の方が上昇率が大きいのが判ります。また短期国債(チャートがなく申し訳ありません汗)はそれ以上に利回りが上昇しております。6ヶ月国債は、0.22%が2月では0.71%までとなっており、イールドカーブがフラット化しインフレを抑え込もうとしている動きへと移り変わっております。
コモディティでは注目しておきたい原油価格と鋼鉄価格について掲載しておきたいと思います。まずは原油価格からです。
原油価格の1年間のチャートです。これまで石油輸出国機構、OPECの減産方針が続いている一方で、消費国は新型コロナウィルス禍ではあるものの経済活動は既に元の水準に戻っており需要は増えている為、原油価格が高騰している状況です。
原油価格高騰に伴い、エネルギー会社の株価も高騰しております。XOM:エクソンモービルの値動きは原油価格と似た価格と動きで興味深いですね。出光興産も原油価格に連動しているのが判ります。
この原油価格高騰は全世界のインフレの一因である為、米国では2022年のシェールオイル産出量を増産させる事が決まった様で、米国は利上げを含めインフレ経済を押さえ込もうとする姿勢は流石ですね。
と言う事で、原油価格の上昇は近い将来ストップする事を予想しております。
次に鋼鉄価格についてです。
鋼鉄の価格上昇と一緒に、鉄のスクラップ価格も上昇しております。
本業?仕事でアルミブラス管を購入する事があったんですが、2020年に一度買っていたので比べてみたら、約1.5倍程の価格になっており予算が逼迫した事を覚えております。
高騰の理由は、車と船に多く使われており”カーボンニュートラル”という脱炭素社会の為にガソリン車をEV車に買い換えたり、船舶もより燃費の良い新造船に入れ替える案件が増えている事が原因です。
つまり原油と一緒で需要と供給のバランスが崩れていると言う事になりますね。
ここでしっかりと設備投資案件を進めている日本製鉄の株価は期待出来るのではと予想しております。
【エピローグ】
経済指数の振り返りだけで、結構なボリュームになってしまいましたので前編はこんな感じで終わらせて頂きます。
後編は注目ニュースに触れていき、また簡単に2月の投資運用結果の中間報告にしたいと思います。
いや本当に、月曜日の日経平均株価が怖いですねw
米国から資金が抜ける時は日本に資金が入る!みたいな国だったらよかったんですけどね..
でわ!